SPAN証拠金額とは?

セミナーリスト  日経225先物取引をするには必ずしっておかなければならないSPAN証拠金額。

 SPANとは、シカゴ・カーカンタイル取引所(いわゆるCME)が1988年に開発したリスクベースの証拠金計算方法、システムで、現在、世界の主要先物・オプション取引所・清算機関で採用されているものです。
 このSPANと呼ばれる独自の指数を使って、毎週、大阪証券取引所・日本証券クリアリング機構にて計算し、発表されている証拠金がSPAN証拠金です。
 日経225先物取引でのSPAN証拠金の計算・発表は大阪証券取引所で、こちらより確認できます
 
 




 証券会社で日経225先物取引をする際には、必要証拠金が必要になり、証券会社によりSPAN証拠金額の何倍かで決められています。

 たとえば、SBI証券の必要証拠金は1倍です。
 2013.6.24現在のSPAN証拠金額は、87万円ですので、87万円が日経225先物1枚取引するのに必要となります。


 ただ、最近は値動きが激しいため証券会社各社、毎週のように倍率が変更になっております。

 ちなみにSBI証券では、必要証拠金が6/3時点では1.3倍、6/14時点では1.2倍、現在は1倍に戻りましたが、状況により変更になりますので、注意が必要です。

 変更になる場合は、大抵、登録したメールアドレスへ証券会社から通知が来るのですが、見逃してしまうと大変です。
 いつのまにか追証が発生していて、いつのまにか強制決済されてしまうことがありますので。


 当倶楽部でも当初から日経225先物投資で1枚取引するのに300万円は用意しましょうと言っているのは、このリスクを避けるためもあります。

順張り? 逆張り?